Fedora11へのPostgreSQLのインストール

Fedora11へPostgreSQLをインストールする手順です。

One clickインストーラのダウンロード

PostgreSQLのOne clickインストーラをダウンロードします。
PostgreSQLのサイトのトップページ(http://www.postgresql.org/)から以下の順に進むと、Linux用のOne Clickインストーラをダウンロードできます。

(1)PostgreSQLのサイトのトップページのDownloadリンクをクリックします。

(2)Binary packagesのLinuxリンクをクリックします。

(3)32bit Linuxリンクをクリックします。

(4)Linux x86-32ボタンをクリックします。

(5)ダウンロード画面が表示されるので、ファイルを保存ボタンをクリックします。


インストーラの起動

chmodコマンドで実行権限を付与した後、インストーラを起動します。
なお、インストーラの起動はrootで行う必要があります。

# chmod 777 postgresql-8.4.2-1-linux.bin 
# ./postgresql-8.4.2-1-linux.bin 

インストーラの操作

インストーラを以下の順に操作すると、PostgreSQLのインストールが完了します。

(1)PostgreSQLのセットアップ

Nextボタンを押します。

(2)インストール先ディレクトリの設定

PostgreSQLのインストール先ディレクトリを設定できます。
デフォルトの設定を変更する必要がなければ、そのままNextボタンを押します。

(3)データディレクトリの設定

データを格納するディレクトリを設定できます。
デフォルトの設定を変更する必要がなければ、そのままNextボタンを押します。

(4)パスワードの設定

データベースのスーパユーザ(postgres)のパスワードを設定します。
パスワードを入力した後、Nextボタンを押します。

(5)ポートの設定

データベースサーバが待ち受けるポート番号を設定します。
デフォルトの設定を変更する必要がなければ、そのままNextボタンを押します。

(6)高度なオプションの設定

以下の高度なオプションを設定できます。

デフォルトの設定を変更する必要がなければ、そのままNextボタンを押します。

(7)インストールの準備完了

Nextボタンを押して、インストールを実行します。

(8)インストール中

インストールしている間、進捗バーが表示されます。

(9)PostgreSQLのセットアップウィザード完了

Finishボタンを押すとセットアップが終了します。
なお、セットアップの終了後にStack Builderを起動するかどうかを選択できるようです。しかし、僕の環境ではStack Builderの起動を選択してFinishボタンを押しても、Stack Builderは起動しませんでした。

環境設定PATHの設定

PostgreSQLのコマンドを簡単に実行できるように、環境変数PATHを設定します。

export PATH=$PATH:/opt/PostgreSQL/8.4/bin