/var階層

  • 様々なデータファイルを含む。
    • スプールディレクトリとスプールファイル
    • 管理データ
    • ログデータ
    • 一時ファイル
  • /varの一部は、異なるシステム間で共有できない。
    • /var/log
    • /var/lock
    • /var/run
  • その他は共有してもよい。
    • /var/mail
    • /var/cache/man
    • /var/cache/fonts
    • /var/spool/news
  • 昔/usrに格納されていたファイルのうち、システムオペレーションにより書き込みが行われるものは/varに格納しなければならない。
    • /usrを読み取り専用でマウントするため。
  • /varをパーティションを分けられない場合、ルートパーティションから/usrパーティションに移すことが望ましいことが多い。
    • /usrと/varの分離を容易にし、名前の衝突を避けるため、/varは、/usrではなく、/usr/varにリンクする必要がある。
  • アプリケーションは、一般に、/varのトップレベルにディレクトリを追加してはいけない。