ESS-IDの隠ぺいとANYモードの拒否

ESS-IDの隠ぺいとANYモードの拒否は、無線LANへの不正アクセスを防ぐために有効です。

ESS-IDの隠ぺい

ビーコンやプローブ応答にてアクセスポイントのESS-IDを送信すると、誰もがESS-IDを取得できるため不正アクセスの原因になります
以下のように、ESS-IDを隠ぺいすることで、セキュリティが向上します。

  • ビーコンにESS-IDを含めない。
  • ビーコンを送信しない。
  • 無線LAN端末とESS-IDが一致しない限り、プローブ応答を送信しない。

ANYモードの拒否

アクセスポイントがANY接続を許可している場合、ESS-IDをANYとしたクライアントが無制限に接続できてしまいます。
アクセスポイントでANYモードを拒否することで、セキュリティが向上します。