2009-09-20から1日間の記事一覧

伝送制御手順

伝送制御手順とは、端末間のデータ伝送でのコネクション管理や誤り制御のための手順です。 OSI参照モデルで言うと、データリンク層に当たります。 以下、伝送制御手順の例です。 ベーシック手順 HDLC LAPB

同期制御

通信では、送信側と受信側がタイミングを合わせて(同期をとって)データを認識する必要があります。 同期制御は、ビット同期とブロック同期の組み合わせで行います。ビット同期によりビット単位でデータを認識した後、ブロック同期により意味のあるブロック単…

画像・動画・音楽データの規格ほか

目次 JPEG GIF PNG MPEG MP3 AVI H.323 MIDI JPEG JPEGは、DCT(離散コサイン変換)とハフマン符号化による、不可逆圧縮形式の画像データ規格です。 > 圧縮率が高いです。 写真データを自然に復元できます。 > 画像中の文字ににじみが生じます。 GIF GIFは、LZ…

符号化のアルゴリズム

符号化のアルゴリズムを大きく分けると、波形符号化と分析合成符号化の2つになります。 波形符号化 波形符号化は、元データを忠実に再現しようとする方式です。 データ量が大きくなりますが、復元時の品質が優れています。 以下、波形符号化のアルゴリズム…

画像データ圧縮の用語

予測符号化 静止画の隣接する点や動画の連続するフレームの差分を符号化することで、データ量を削減する手法です。データ量の削減が可能なのは、隣接点が類似した値であることが多いためです。 なお、隣接点の差分のことを予測誤差と呼びます。 以下、予測符…

画像のデータ量の求め方

画像のデータ量は以下の手順で求めます。 画像のサイズを求めます。 色の表現に必要なビット数を求めます。 画像のサイズと色のビット数を掛け算してデータ量を求めます。 例として、解像度がXGA(1024×768ピクセル)で、色がR、G、Bそれぞれ256段階の画像のデ…

画面解像度の規格

画面解像度の規格「〜GA」の一覧です。 規格名(略)規格名解像度(ピクセル) VGAVideo Graphics Array640×480 SVGASuper Video Graphics Array800×600 XGAeXtended Graphics Array1024×768 WXGAWide XGA1280×768 1280×800 1366×768

アナログデータからディジタルデータへの変換(ディジタル化)

ディジタル化の利点と欠点 > ディジタルデータはノイズに強いです。ノイズにより信号が乱れても、誤り訂正符号などに容易に復元できます。 標本化や量子化の精度を変えることで、データ量を制御できます。 > 本来のアナログデータに対して情報落ちが発生しま…

ベーシック手順

ベーシック手順は、文字データ伝送向きの伝送制御手順です。 同期方式としてキャラクタ同期を使用し、伝送単位はキャラクタ単位となります。 また、誤り制御方式に水平垂直パリティを使用しています。 通信手順 ベーシック手順では、以下の手順で通信行いま…